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小笠原旅行

海の日を含めた3連休に有給を加え。
5泊6日で小笠原諸島の父島に行ってきました。
うち2泊が船内でです。

ダイビングを勧めてくれた友人から小笠原の良さは繰り返し聞いていました。
今回の旅行も、半ばその友人たちの饒舌さに乗ったような形で参加しました。

空港はなく、船で25時間かけてしか行けない島の雰囲気。
日本的な青みを残しつつ、澄んだ海域でのダイビング。
小さい島で知り合いになる人の多さや、独特の自然等々。

訪島する以前からなんだか島のことを知っているかのような錯覚に陥りつつ。
ダイビング器材、島で飲む予定の酒類を事前に送ろうとして宛名を書きながら。
小笠原が東京都下であることに不思議な感覚を抱いたりもしました。

当日、竹芝桟橋に集合、友人たち4人とおが丸に乗り込み、そこから早くも旅行が開始。
まったりと東京湾を船が進むなか、船尾のデッキに腰かけ売店の生ビールで乾杯。
そして船内に戻れば小笠原フリークの方達に混じりながら船内での宴会。
船酔いする暇はなく、酒が入り体温が上がり船首付近のデッキに上ると、20ノット近くで進む船に当たる潮風&波しぶきが心地いい。
現実には決して実行なぞしませんが。
飲み会一次会終了後のほろよい状態でバイクで甲州街道を流しているような爽快感、とでもいうか。
そんな感じの心地よさに包まれながら移動していました。
移動手段であって、かつ目的でもあり、着実に島に向かっているという充足感。
25時間強の航海でしたが、なんだか父島に降りた時点で一旅行終えたかのような密度がありました。

父島での、3日間、覚悟はしていましたが、想像以上にあっと言う間でした。
計5本潜ったダイビングはもちろん。
戦跡巡りやシュノーケリングや自然観察や天体鑑賞、等々。
小笠原諸島自体は台風4号のコースを絶妙に回避しながらも、
若干の風や波浪の影響は遺憾ともしがたかったですが。
波や海流による濁りの合間に感じられる、日本的な風情と、
南国的な雰囲気が微妙に混じる光景に見入ってしまう時が非常に多かったです。
第二時大戦時の沈船や、傾斜のきつい岩礁周辺でのダイビング等。
自分にスキルがあれば、もっとじっくりと光景を見入れるんだろうな、と思う機会もまた多かったです。
もっと経験を積んだ上で、ボニンブルーの水中をじっくりとダイビングできたらな。
これは願望ではなく、再度実行に移す予定、確実に。

信じられないぐらい短く感じた滞在期間が終わり。
長期滞在の2航海組をしみじみ羨ましいと思いながら、行きと同じおが丸で東京に向かいました。
乗船2回目だというのに、既になんとなく船内が懐かしい感じで、2等船室に雑魚寝して帰ってきました。
島を離れる際の、ダイビングショップのお見送りとか。
乗船客のさようならのコールとか、また帰島しますといった発言とか。
個人的に、そういった本来自然発生を旨とすべきイベント事は、
普段はしっくりと来ないほうで、敬遠気味なのですが。
今回は不思議なくらい違和感無く、自然なものに感じました。

なんか、これまでにも何回か国内にも海外にも旅行で行ったことがありますが。
目的地にある、トータル感や、包括感が、非常に強い旅行であったな、と感じました。
パック旅行、という言葉は否定的な意味合いで使われることも多いですが。
今回の旅行は、結構理想的な意味でのパック旅行、だったのではないか、とも思います。

ダイビングの腕を上げ、戦跡本を読了し、もっと夏向きの服を揃えて。
レンタルスクーター用に、島の地理や道路を下調べし、ゴーグル眼鏡も持ち込んで。
そして行きの船内手荷物の中には魚サンを忘れずに忍ばせつつ。
次回のおが丸に乗り込めたらいいな、と思っています。
# by ukeru3 | 2007-07-22 22:05 | ダイビング・シュノーケリング

(小)シュノーケリング講習

通っているスポーツクラブのプールのロッカーに、しばらく前から。
シュノーケリング導入講習、日曜日、一時間のみ、¥1000、の張り紙があり気になっていました。
夏のレジャー、という文句がイラストに入っているところも、単純な自分としてはなんか気になるな(笑)。

飲み会明けのなまった体をたたき起こして、電話にて問い合わせてみると。
今日の会はまだ定員に空きがあるとの事。
今日はいずれにせよ罪滅ぼし(?)のためプールでのウォーキングに行く予定だったので。
そのあとについでに参加しちゃえ、というノリで講習を予約してプールに行ってきました。

軽いウォーキング(やばい明らかに体が重い・・・)を終えた後、これまた免罪符のミストサウナに入り。
講習の券をもって改めてプールサイドへ。
今回の講習者は3人か・・・結構泳ぎが上手そうな熟年の方もいるな・・・。

まずは、シュノーケルの呼吸の仕方とマスクのつけ方。
そしてフィンを付けての潜行の仕方。
それにシュノーケルクリアと水中でのマスククリアの仕方。
うおお、なんかCカードの講習を思い出して面白い・・・。
シュノーケルクリアもコツを掴めば上手くいくな・・・これはダイビングのエントリー時や
合間のシュノーケリングに実際に活用できそうな予感。
今回は室内プールだったためか全てフルフットタイプのフィンの貸し出しだけでした。
友人のいっていた通り、ブーツ併用のものよりもダイレクトに水かきの感覚が伝わってきて、確かに泳ぎやすかったです。

普段泳いでいるプールでだったこともあり、フィン着用時の前進の速さも実感でき驚きました。
フィン付だったら、がんばれば、潜ったまま25mぐらいは進めちゃうかも。

思いつきで参加した割りに、結構得るものが多く、楽しい講習でした。
来週訪島する予定の小笠原では、ダイビングの合間に、観光の合間に、そして飲み食いの免罪符に(笑)。
ふらりとフィンとシュノーケル持って浜に繰り出したいものです。
# by ukeru3 | 2007-07-08 22:01 | ダイビング・シュノーケリング

そろそろ夏かな・・・

ちょうど梅雨半ばを過ぎようかというところ。
職場も一月ほど前からクールビズで。
(要は半袖、ノーネクタイって事です。)
(毎年この時期になるとテレビ等で提案されるちょっと気負った感じのオサレ服ではありません(笑))
形状記憶半袖シャツ×5、夏用パンツ×3のローテーを押入れからささっと出してきて出勤しています。
ジム用のドライシャツとズボンも容易済みだし。
我ながらこの時期に突入するのもようやく堂に入ってきたかも。

業務のペースも、今のところ順調、といっていいかな。
今年度ペアになった方が非常に事務慣れした方で、引継ぎがサクサク。
今年は8年ぶりの業務システムの総入れ替えの年にあたってしまいました。
不測のトラブルに備えて全ての業務を前倒しで・前倒しで、と思っていましたが、
それがかなえられそうなペースで日常業務が進んでおり、少しほっとしています。

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ここ一ヶ月の出来事について備忘録的に。

旧友達との飲み会
大学時代の友人達と会ったり飲んだりする機会が幾度かありました。
どの方も基本路線は変えないながらも堅調に自己実現してる感じでした。
中には昇進した人やお祝い事がある人もおり。
マイペースに(平)事務員やっている自分としてはいい刺激をもらった感じでした。
ここ半年ほどキツめのお酒はそれほど飲んでおらず。
飲み会ではビールと酎ハイで過ごすことが多いです。
個人的に和製リッキーというか、レモン厚切を加えてソーダだけで割った甲類焼酎は
この時期に非常にあっている気がしていいな。

江戸市中引き回しウォーキング
以前参加した山手線一周ミッドナイトウォーキングの流れを受けた企画があり。
人通りの少なくなった夜中の東京を28kmを歩いてきました。
タモリ倶楽部のように車を使うのではなく、純粋に徒歩のみで引き回されてきました。
小伝馬町を出発し、旧江戸市外を時計回りに歩き、日本橋、虎ノ門、湯島、浅草等を経て明け方ごろに出発点の十思公園に到着。
お堀や寺院等の並ぶルートの中に、東京タワーや首都高や隅田川の鉄橋等ががっしり建っており。
昔の罪人さんたちにはちょっと気兼ねしつつ、一味違う東京の顔と歴史的な佇まいを感じて楽しい周遊でした。
毎度の事ながら、疲労と眠さの中、的確なルート選定をしてくれる企画者さんに感謝っす。

深沢キャンプ
ここ2回の開催は都合が付かず涙を呑んで不参加であった武蔵五日市でのキャンプに3ヶ月ぶりに参加。
今回はテーマが中華料理ということで餃子、マーボーナス、鳥の豆板醤煮込み等をたっぷり食べてきました。
屋外の調理で火力が強いだけに、どれもいい感じに豪快さがあって美味しかったです。
加えて、人生初となる流しそうめんも行われ、半分に割った竹を流れるそうめんを年甲斐もなく(笑)すくってきました。
今まで、流していったいなんになるんだよ、って小ばかにしていましたが、
実際に体験してみるとなかなかの面白さ、意外とコツがいるな、これ。
皆でワイワイできる楽しさもあり、季節感もそれなりにあり、流しそうめん侮りがたし、と思った次第でした。
キャンプ場を流れる川を見ると、鮠だけでなく、山女か岩魚かと思われる10cm台の魚が数匹泳いでおり。
次回参加は8月になりそうでしたが、その時には釣竿持参で参加しよう・・・。

国内初ダイビング
先週末、伊豆の富戸に連れて行っていただき、湾内で2本潜ってきました。
Cカード取ったのも、その後のファンダイブも、全てグアムであったため。
今回が初の国内でのダイビングになりました。
グアムに比し水温はもちろん低く、透明度も高くない、ということを事前から聞いており。
5mmのウェットスーツを着て恐る恐るエントリーポイントへ向かいましたが。
梅雨の合間を縫っての良好な快晴の海況と重なり、透明度も予想以上に高く、波も穏やかでした。
厚みのあるウェットスーツの浮力でなかなか沈まず、ウエイトを追加してもらい再エントリー。
久々の水中での呼吸に少々戸惑いながらも、初めての国内の海中の光景に見入っていました。
グアムに比べいい意味で色彩が控えめな背景の中に、ハゼ、ミノカサゴ、ウツボ等々、親しみのある魚が多数生息しており。
落ち着いて泳ぎながらじっくりと観察したくなる光景が広がっていました。
潜在的な感覚、といっていいのか分かりませんが、初めてにもかかわらず、親しみすら感じる国内の海中。
水中の寒暖の差を味わったり、海中の穴を観察する際に波と連動する海水の流れを体感したりもしつつ。
2本目を終えて出てきた時には、また近々伊豆に潜りに来たいな、梅雨明けたらバイクでも来られそうだな。
国内で、近場で、今後もコンスタントにダイビングをして行ければいいな、行きたいものだ、と思っていました。
その後宿に帰り、恒例(?)の飲み食い、そして翌朝の焼き魚定食をがっつりと食べて帰宅。
連れて行ってくださり、水中のガイドまでしてくださった御両人、どうもでした。
帰りに買った干物が美味しく、日曜の晩酌がついつい盛り上がってしまい、月曜の出勤がおっくうでした(笑)。

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そんなこんなで。
仕事以外の休日は、近場で、なるべく体を動かすことを心がけながら過ごしている最近です。
移動手段(バイク)と、ここ数年に始めた趣味達がようやく軌道に乗ってきた実感がしているので。
業務をこつこつこなしながら、空いた時間をさがしては。
今年の中盤はちょっと夏っぽく(あわわ)行動的に過ごしてみたいものだゼ、と思っています。
我ながらキャラをわきまえていない感じが無きにしももあらずですが、少々気分的に前向きな今日この頃です。
# by ukeru3 | 2007-07-04 00:16 | その他日常

コースデビュー

先週末、初コース挑戦してきました。
通っているゴルフレッスンで実際のコースを使った練習会があり。
習っている先生も出られるというので。
共にレッスンを受けている職場の同期とともに山梨まで行ってきました。

アイアンもまだまだまっすぐ飛ばないし。
ウッドに至っては飛ぶ方向が未知数、それにまだ確実に前に飛ぶかさえ・・・。
これはボール沢山持って行かなきゃ(笑)。

近くのビクトリアでゴルフシューズ。
ユニクロでチノパンとポロシャツを急ごしらえしていってきました。
平日はほぼスーツだし、休日はいい加減な私服ばかりで過ごしているからな。
いまさらながら、ちょっと真面目な私服を一着も持って無いことに凹む自分、とほほ。

新宿からバスでゴルフ場に着くと、ゲストハウスがホテルのフロントのような感じで驚きました。
「お客様のスコア表とロッカーは以下で・・・」
「お送りいただいたクラブは既にカートにセットしております」
「順番が来るまでロビーでお待ちください・・・」
って、なんだこれは、日頃しがない平事務員としては妙なくすぐったさを感じて面白い(笑)。

今回は共に回った4人中、コース初心者が2名ということもあり。
スコアを競う試合形式ではなく、コース中の個々の場面での打ち方を実際に学ぶという流れでした。
傾いた地面でのスイングの仕方とか。
バンカーらのショットや、池越えのショットとか。
高低差のあるコースのティーショットの仕方とか。
キャディーバックの中のクラブを総動員して打ってきました。

これまでゴルフレンジや打ちっぱなしでしか打っていなかっただけに、
同じショットでも一打ごとに感覚が違うことに驚かされました。
そしてなによりも、ゴルフ場の開放感の中で打つのってなんだか気持ちがいい。
ボールは色んな方向に飛んじゃってるんだけど(笑)、でも気持ちがいい。
同行のベテランの方みたいに、ドライバーで真っ直ぐカーンと飛べばなあ、あれは快感に違いない・・・。

谷へのOBや、ミスショットで旗に当たった(旗包み!?)りもしつつ。
一打一打に緊張して、打ちっぱなしの半分ほどの飛距離しか出なかったりしつつ。
時折、予想以上に上手くあたり、いい感じのところでボールが止まったりもあり。
全自動のカートに驚きながらなんとか最終ホールまで回りました。
今回特に痛感した課題は、テークバック時に体が後方に傾いてしまい大きく軸がぶれること。
タイミングよくスイングできていないことにより、軌道がぶれていること、等。
ま、課題をあげ始めればノート一枚びっしり埋まってしまいそうなので、ここら辺で許してやってください(苦笑)。

翌日、ゴルフをやり込んでおられる上司に「ゴルフ場に初めて行った時落ち込んじゃう人もいるけど、UKERU君はどうだった?」
と聞かれましたが、個人的な感想は、また行きたい、っていうか絶対行く、というものでした。
ボール4つも無くしちゃったけど(笑)、ゴルフ場は日常とは違う開放感があり、終始面白いなって感じられたし。
率直に、また今後も練習していきたい気分になったしね。

次回は秋口に今回同様のコースをつかった練習会があるそうなので。
それを目標にして張りを持ちつつレッスンや打ちっぱなしに行きたいものです。

運動神経がだめだめな(泣)自分としては、如何なる趣味に対しても、
長い目でマイペースに、を趣旨として参加していますが。
特にゴルフはそういった要素が強い趣味だと感じていますし。
実際、年を取れば取るほど面白さも分かるし、プレー仲間もぐんぐん増えていく趣味と聞きますので。
あせらずに、気楽に、そして長期的に参加していければな、と改めて思いました。

釣りやダイビングと同様に。
年齢と楽しみが比例していく息の長い趣味がまた一つ身の回りに増えた感じで。
ちょっと嬉しい週末でした。
# by ukeru3 | 2007-06-21 21:56 | ゴルフ

北野 武

いまさら・・・ではありますが。
ここのところ北野武の作品を頻繁に借りてきて家で見ています。
少し前のカンヌで北野武と松本人志の映画が公開ということで、ネットやニュースでよく名前を見かけたので。
ついつい気になって改めて過去の作品を見てみたいな、と思ったところがはじまりです。

以前に見たことがあったのは「その男凶暴につき」「キッズリターン」「菊次郎の夏」「座頭市」。
どの映画も色彩が鮮やかな映画であり、シーンごとのテンポと、暴力シーンの歯切れのよさも印象的でした。
一番好みだったのが「キッズリターン」。
ありがちなストーリーなのに独特の画面の構図と抜けのいい空の映像が印象的でぐいぐい見させられてしまいました。
あと、「座頭市」はびっくりするぐらい普通に面白かったな、誰もが楽しめそうな現代の大衆演劇で。
監督のテレビでは出さない、娯楽に対する度量の深さのようなものを感じたりもしました。

そんな感じで、個人的に、なんとなくいいし好きだな、という印象の北野武だったので。
カンヌ関係のニュース等で見かけて、これはいい切欠、さらにちょっと間口を広げてみようかな、と仕事帰りに借りてみたわけです。

「ソナチネ」「あの夏、いちばん静かな海。」「HANA-BI」と立て続けに見てびっくり。
これまでのテンポのいい印象ではなく、圧倒的というか、明らかに見る側を引き入れる画面の強さの連続。

個々のシーンの映像は透明感があるものばかりで、すすっと見れるけど、常にボディーブローを入れられている感覚で。
洋画的な構図ではあるけど、日本的な微妙なニュアンスは譲りはしないという、鮮やかな独自性も提示され。
いまさらながらですが、この時期の北野武は凄まじかったんだなあ、と感じさせられました。

大杉漣、寺島進、渡辺哲ら「脇役」の存在感も凄いものがあり。
かつその演技が日本語で聞けるということもぐっと来ます。
洋画の名優の演技を字幕つきで、もいいですが、やはり母国語の演技ほど直に迫るものはないです。

また、個人的に、時折苦手に感じる久石譲の音楽も、ここぞという感じで映像にピシャりと合っており。
アニメ+久石だと、コテコテに過ぎるように感じ、敬遠してしまうことが時折ありましたが。
無骨で写実的な北野映画と久石譲との相性は凄まじいものがあるな、と改めて感じました。

ここ最近はあまり華々しい噂を聞かない北野監督ですが。
近いうちに「みんな~やっているか」「Brother」を見なきゃ、その後に「監督ばんざい」かな。

いや、その前に「ソナチネ」と「HANA-BI」のDVD買わなきゃな。
余りにも印象的だったので繰り返し見ている間にレンタル屋で貸し出し更新3週目突入しそうな勢いです。
# by ukeru3 | 2007-06-19 22:49 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム