カテゴリ:音楽・映画・お笑い・ゲーム( 32 )

Kenmochi Hidefumi / Falliccia

c0022347_0182762.jpg
相変わらず、頻繁に聞いています。

打ち込みと演奏と、弦楽的な音と、民族的な音と、少量のテクノ的な音と、色々。
そして、多くの要素を組み合わせながら、それらの敷居を感じさせない印象です。


誤解を恐れずに言うとすれば、今回も又、本来の意味でのイージーリスニングなのだと思います。
聞き手に、ジャンル別けを迫るような、押し付けがましさとは無縁な点においてと。
押し付けなくても、既に記名がなされている、独自の方向性と。
そして、あれこれ考えるよりも、何よりも聞きたくなる曲が連続することと。

TIGER LILY→CATOBLEPAS→Falliccia
と進むにつれて、有機的な方向に進んでいっている感があります。
個人的にはちょっと叙情的過ぎるかも、と感じますが、そこは好き好きかもしれません。

Kenmochi Hidefumiを聞いたのは、学生の頃に友人に「aerial particles」
を貸してもらったのが最初で、以来3作、欠かさず聞いています。
サントラは何かと感情移入しないと聞き込めない面がありますが。
どのアルバムも、様々な状況と親和性の高い曲が多く、ついつい聞きたくなることが多いです。

ジャケットも相変わらずカッコいいっす。
普段自分が好む絵柄からはかなり離れているんですけどね。
毎度の事ながらアルバムの曲の雰囲気とぴったりあっている感じがします。

ところで、4曲目の「Bush of Ghosts」はイーノのアルバム由来なのかな・・・気になりマス。
[PR]
by ukeru3 | 2008-12-20 00:20 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

RADIOHEAD Japan Tour 2008

Radioheadのライヴに行ってきました。
10月5日、埼玉スーパーアリーナです。
03のサマソニと前回のツアー、通算3回目のライヴになります。

しばらくたっても余韻の消えない、凄い内容でした。
うまく表現できないのですが、あえて言うとすれば、
色んな意味で圧倒的なライヴでした。

ツアー終盤なので、バンドの熟練度が高かったのは、
前日も観戦していた友人の言ったとおりでした。
In Rainbowの曲をしっかりやりながらも、ベンズ等から
も多くの人気曲を演奏したリストは分厚かったです。

ただ、なによりも、なににもまして、改めてRadioheadは凄いな、と。
Kid A以来、過度の雄弁さをカットしたアルバムが続いていますが。
それは新しい音楽的な要素を次々と取り込みながらも、
安易ないいとこ取りとは無縁で。
バンドとしての咀嚼を惜しむことが無いから。
・・・と、今回のライヴを見て、実感させられなかった観客はほとんどいないと思う。

演奏も、スクリーンも、光量も、非常に新しくて、観客はどっぷり引き込まれているのに。
当のメンバー達にはどこと無く余裕が漂っている感じでした。
メディアに打ち出している場所よりも、実際の彼らは相当先で活動しているのかもしれない。

個々の細分化されたジャンルの内輪の先端ではなく。
スケールの大きなバンドとして、最前線にいる姿を、しっかりと見せつけられました。

これはしばらくの間、他のライヴを見に行くのが怖いかも・・・(笑)。

-----------------------------------------------------------------

さいたまスーパーアリーナ 10/5
(検索したもののコピーです)

5 Step / Airbag / Just / There There / All I Need Pyramid Song
Weird Fishes/Arpeggi/The Gloaming/Myxomatosis / Faust Arp
Knives Out / Nude / Optimistic / Jigsaw Falling Into Place
Idioteque / Fake Plastic Trees / Bodysnatchers

Like Spinning Plates / Videotape / Paranoid Android
Reckoner / Everything In Its Right Place

Go Slowly / My Iron Lung / How to Disappear Completely

-----------------------------------------------------------------

世界的グループの話にかこつけて大変恐縮なのですが・・・。
トムと誕生日が同じ日にちなため、明日から三十路です。
怖くない、毎日を楽しく過ごしていこう、と思ってます。
[PR]
by ukeru3 | 2008-10-06 21:31 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

フジロック2008

初フジロックに行ってきました。
日程は2日目のみ、当日新幹線で越後湯沢へ。
翌日の始発で東京に戻るという、ちょっとせわしないものです。

今年はサマソニに行くかどうかで迷い。
出演者が、個人的にもう一声ほしかった、ため、断念。
(Coldplay無念、plodigyは興味本位で見に行きたかったけど(笑)。)

今年のフジの2日目は、幸運なことに、
プライマルとUnderworldが同時間帯で重複せず、ADF等も参戦。
野外フェス映え度が非常に高そうな面子に、すっかりお祭り気分で行ってきました。
フェスなのに、ほぼメインステージのみに居座ることになりそうですが(笑)。

当日2時頃に会場について、1日目からいる友人達と合流。
まず驚いたのが、体感気温が涼しくて快適なことでした。
相当な暑さを覚悟して向かったんですが、標高と川が流れのせいか、
終日気温に悩まされることはなかったです。

手作り感のあるゲートや、ゴミ分別ブースは、夏の山に溶け込んでいる感じでした。
シャトルバスの運行とか、会場間の移動は思っていたよりもスムーズでした。
環境に優しいロックフェス、という方向性を、押し付けがましくなく楽しめた感じです。

Hard-fiは初めて聞きましたが、良心的な都市部のロックといった印象。
・・・帰ったらアルバム聞いてみよっと。
ADFは何時も通りずっと騒がしく、いい意味で胡散臭い感じ(笑)。
明るい内の野外ステージにピッタリ合ってました。
そして別ステージでのTrickyと路上パフォーマンスを挟み、あとは最後までグリーンステージでプライマル→Underworld。

実は初めてのPrimal Screamのライヴ。
新作からも数曲取り入れてのステージで、多彩な作風の彼らの中では、
かなりロック方面に振ったステージだったように思います。
日が落ち始めたいい時間帯の会場で、良曲たっぷりを楽しませてもらいました。
大御所と先鋭のどちらにもぶれない彼らの立ち位置は、フェス後半の雰囲気と
ぴっちり親和性が高かったです。

そしてトリはUnderworld。
月並みな形容になってしまいますが、広場でのアンセム・メーカーである彼らの凄さを再認識。
一定以上の広がりのある空間は逆に強みでしかない、と半ば確信してるような印象でした。
充実のステージでしたが、それでも手持ちのフェスに映えする曲の多さに、
1時間半の枠内でストックは十分に開示しきれない、という余裕も感じました。
中盤の風変わりなビニール棒のセットも、最後の大量のバルーンも、フェスタ感(?)たっぷりで良かったです。

上を向けば自然に星空が目に入るし。
川があるせいか、自然の涼しさと湿度があって、人口密度の割には窮屈さを感じなかったです。
あと、整地されていないせいか、地面が高いところに位置取るとステージが見やすい!
身長が高くない者としては、高低を個人単位で調整できる点は非常にありがたかったな・・・。

24時ごろのシャトルバスで越後湯沢駅に向かい。
翌日の6時の始発まで駅周辺でほぼ野宿状態で過ごしました。
(街中でのおおっぴらな野宿はご法度なんですよね、反省。)
帰りはビール一本飲んで新幹線で爆睡、中央線でもずっとうとうとしてました。

初フジでしたが、サマソニでは味わえない、郊外のフェスならではの開放感でした。
来年も面子次第では、フジロックへ、という選択肢がしっかりできた感じです。
2日以上参加、往復はMaxam、宿泊は会場にキャンプ、とかの日程が組めたら理想だよな。
[PR]
by ukeru3 | 2008-07-29 21:28 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

STAN

金曜日の夜、仕事帰りに、友人と共にSTANのライブへ。
会場は渋谷屋根裏、久々のワンマンでのライブでした。
なんやかんやいって、年に数回はSTANのライブにいってるよな・・・ここ数年。

友人のすすめで聞き始めて早2年以上。
3ピースのカッチリした組み合わせと、独特かつ、筋の通った歌詞にひかれてファンになっています。
今回のライブは、4枚目のアルバム発表に伴うツアーの前半戦のものでした。

正直なところ、最新作「Rock」は自分の中では賛否半々。
キャッチーな曲多いし、進行の速い曲多いけど、急に録音形態がこれまでのアルバムとはガラリと変わってしまった印象。
結果、CDの置かれる棚はロックからポップに変わってもいいのでは、という感じさえ受けたり・・・。

ライブはいつもながらのスロースターターでしたが、切れのあるアレンジと、
かなり熱めのKYGのMCをはさみつつ約2時間。
ライブハウスの熱気と梅雨明け間近の外の天候とが、気づくとリンクしているようで心地よかったです。

そしてなによりもSTAN、持ち曲増えたよなあ・・・。
曲調の幅も、歌詞の幅も、ライブごとに幾つかの選択を持っているような余裕を感じました。

どちらかと言えば洋楽を聞く機会が多いせいか。
ライブといえば、アルバム発表と、それに伴う来日ツアーごとに提示されるコンセプトを受け取る機会が多いです。
自発的に会場に行っても、その場かぎりでは受身というか、良くも悪くも一期一会になってしまうことが多いわけで。
あのライブの、あの時期とあのセットを比較して、といったことは、かなりの有給とお小遣いが無ければ難しいわけで。
・・・余程の事がない限り、海外公演の追っかけはできないですしね。

あっという間の約2時間でした。
ライブ終了後終、感想を話しながら夕飯を食べ、やはりSTANは凄い、と改めて思いながら帰宅しました。
演奏を聞きたいバンドがあって、耳を傾けたくなる歌詞があって、ライブハウスに行きたくなるアレンジとMC。
そしてそれは気軽に複数回ライブに行けるからこそ、様々な感慨が増幅される面もおおきく。

STANのライブの良さと共に、邦楽ファンの醍醐味を改めて感じた機会でもありました。
次はUNITでの10月末のライブかな、また聞きに行かねば・・・。
[PR]
by ukeru3 | 2008-07-21 00:40 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

ドキドキ映画

うすうすは自覚していましたが、ここ数年、レンタルで借りるものに傾向が加わっていました。
あれれ、以前はむしろ苦手な分野なはずだったはずなんですが。
ホラーとまでは行かないまでも、心臓に何らかの負荷がかかってしまいそうな作品・・・。
基本的に小心者で、血を見るのが苦手で、健康診断の採血の日には憂鬱になるクチなんですけどね。
気が付けば、頻繁に借りてみていることが増えました。

個人的に好きだと自覚している分野は・・・
史実・戦争・サスペンス映画
マフィア(風)映画
監督単位で続けて見る映画
(黒澤明、マイケル・マン、北野武、等)

コメディーもロードムービーもハリウッド大作も大好きなんですけどね。
特に好きな分野は・・・と聞かれたら。
作風なり時代設定なりストーリーの進行なり、なんらかのカッチリとした枠がある
映画を好んでしまう傾向にあるな、と自覚していました。

ただ、ここ数年、カッチリ路線の映画を見たいという欲求が相対的に薄れてきた面も。
なんかいろんな意味での「体力」があるときじゃないと見ずらいしね。
でも映画は見たいし、それなりに緊迫感も味わいたいし、見終わった後に何らかの後味は欲しい。
もしかして、三十路へと向かいつつある身の都合のいい要求が、
無意識的にこれまで苦手としていたジャンルへと向かわせているの、か。
・・・だとしたら微妙に凹むな。
もしくは、毎日の生活がなんやかんやいって刺激に乏しいの、か。
これまた凹むな、そんなつもり無いんだけど、実は、むむ。

そんな感じで、見る機会が増えました・・・

ドキドキしたもの
キューブ、アザーズ、シャイニング

面白かったもの
SAW、パイ、メメント、呪怨、ハイド アンド シーク
ナインスゲート、ブレアウィッチプロジェクト
シックスセンス、ヴィレッジ、サイン、キューブ2
ゴールデンボーイ、スクリーム、羊たちの沈黙、
ハンニバル、8mm、ミザリー、新耳袋シリーズ
エクソシスト

苦手だったもの、ツボが合わなかったもの
es、モルグ、ホステル、ペットセメタリー、チル、悪魔の棲む家
キューブZERO、リング、らせん、痩せゆく男、パニック・ルーム
ゴーストシップ、予言、FIVE

何となくですが、好んで見るようになったとはいえ、
スプラッターや流血による恐怖感が主なものは相変わらず苦手なみたいです。
あと、俯瞰的な作品も苦手なのかも、見るほうもある程度謎解きの中に入っていたいというか。
水面から尾びれが出てきて、来るよ、来るよ、的な恐怖感はピンと来なくて、むしろイライラしてしまいます。
根が短気なせいか、たいていの場合、登場人物に「おいおいお前なにやってるんだよ」
的な感情を抱いてしますな。
・・・ビビリな自分を棚に上げて何をえらそうに、なんですけどね。

来週火曜日のTUTAYA半額デーには、
サスペリアかノロイのどちらかを借りてみる予定です。
ドキドキしてしまうものだったらいいな・・・。
[PR]
by ukeru3 | 2008-04-17 21:40 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

R.E.M「ACCELERATE」

c0022347_2181282.jpg30日以上前の、公式ページでの新作の告知を見て。

Living Well Is The Best Revenge
Supernatural Superserious
Sing For The Submarine


いくつかの曲名を見た時点で、R.E.Mらしさに、
既になんだか嬉しくなってしまっていたのは自分だけではないはず(笑)。
早速Amazonで購入して聞きました。

かけて最初、「Life's Rich Pageant以来の」という言葉が頭に浮かびましたが、それはごく一面であって。
20年前よりも、ある意味角が立ってるんだけど、とにかく3人とも非常に楽しそう。

ジャケットの中には、でかでかと横3列でピーターとマイクとマイケルの名前がありました。
97年にビルが抜けて、しかしその前後の渦中のNew Adventures In Hi-Fiが良盤で。
当時、大げさな文章だなとは思いましたが、「あなたの勇気はR.E.M.級ですか」
とあったCDの帯のコピーが、聞き終わった後にはしっくりきました。
引き続き、前向きに3人体制を模索する中での、UPもREVEALもまた、掛け値無しの良盤でした。
そしてACCELERATEは、ちょっとさらにその先で、R.E.Mが演奏している感じです。

最近の数作で顕著だった、抑制の効いたプロデュースを施した演奏と、マイケルの立体的な
ボーカルが対比されるスタイルではなく、今回はメンバーが並列している印象。

いわゆる「早い」アルバムかといえば、必ずしもそうではないように思います。
ストロングスタイル、ではないですが、迷いの無くなった3人が、恐れること無く
直感や即興をそのまま録音に持ち込んでいる感じです。
そういった意味での疾走感に、深く感情を打たれるアルバムです。

90年代以降のR.E.Mのアルバムは、どことなく、夕方に移動している時に、
ふと聞きたくなるものが多かったのですが、ACCELERATEは、常時移動中に、といった感じ。

R.E.Mにしては直球すぎるアルバムタイトルだな、と思いつつも。
名前負けすることも無い、気負いすぎることも無い、いかにもR.E.Mらしい新作でした。
また、聞き込むことになってしまいそうです・・・。
[PR]
by ukeru3 | 2008-04-06 02:20 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

summer sonic 2007  雑感

先々週、一年振りにサマソニに行ってきました、通算3回目です。
リキャンプ帰りで疲労もあったので、昼ごろからの参加でした。

今年は前2回のようにRadioheadやNINみたいな圧倒的なトリは無いフェスでしたが。
全般的に粒ぞろいで楽しい一日でした。
個人的にARCTIC MONKEYSは好きだけどトリとして見たいバンドではないかもと思い。
今回は最後はDJ SHADOW & CUT CHEMISTで〆ました。
彼らはロックフェス、という前提からは距離がある、DJ競演といった趣の独特のステージでしたが、
普段DJものを聞かない自分としてはなかなか新鮮でした。
(DJ SHADOWは3枚目までは愛聴しているのですが、コテコテの「DJ」としての作品は殆ど聴いていない。)
スクラッチやループの方法について、最初解説ビデオみたいなものもスクリーンに流してたし。
孤高の人的なイメージのあったDJ SHADOWのフレンドリーさにちょっと驚いたりもしました。

今回の流れは・・・

MSTRKRFT
CYNDI LAUPER
BLOC PARTY
UNKLE
DJ SHADOW & CUT CHEMIST

UNKLEは初めて聞いたけど思わぬ発見だったなあ、CD買って聞き込まなきゃだゼ。

CYNDI LAUPERは高校の頃しょっちゅう聞いていたことを思い出して思わず
目頭が熱くなってしまいました。
エキセントリックだけど純粋といった佇まいに貫禄が加わった感じで、
変わること無い声量と情感に思わず拍手・拍手。

ライブの合間にはハマカーンやタイムマシン3号のステージも見られたし。
(いかにもアウェイな雰囲気の中での漫才だったけど、お笑いも生で見れるなんて贅沢だよな。)
様々なジャンルのご飯の屋台や、シャトルバスの運行も、毎回洗練されているようで快適な会場でした。

これまで行った2回のサマソニはトリのライブが素晴らしくて。
(明らかにフェスの一部といった内容ではなく、単体でも十分に正規の値段払って
見に行きたいと思わせるような圧巻のステージだった。)
帰りの車の中でも半ばその盛り上がりを引きずっている状態でしたが。
今回はいい意味で楽しみが満遍なく配置されたフェス的なノリであり、夏の一日を幕張で楽しめた感じでした。

これまでは決定的に見たいバンドが無ければ行きませんでしたが。
来年以降はそれほど出演者にこだわることなく行ってみようかな。
隅田川の花火も浅草の祭りも高円寺の阿波踊りもいいですが。
地方出身者自分としては、やっぱりサマソニが一番しっくり来る夏のお祭りなのかもな、と思った一日でした。
[PR]
by ukeru3 | 2007-08-25 22:57 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

北野 武

いまさら・・・ではありますが。
ここのところ北野武の作品を頻繁に借りてきて家で見ています。
少し前のカンヌで北野武と松本人志の映画が公開ということで、ネットやニュースでよく名前を見かけたので。
ついつい気になって改めて過去の作品を見てみたいな、と思ったところがはじまりです。

以前に見たことがあったのは「その男凶暴につき」「キッズリターン」「菊次郎の夏」「座頭市」。
どの映画も色彩が鮮やかな映画であり、シーンごとのテンポと、暴力シーンの歯切れのよさも印象的でした。
一番好みだったのが「キッズリターン」。
ありがちなストーリーなのに独特の画面の構図と抜けのいい空の映像が印象的でぐいぐい見させられてしまいました。
あと、「座頭市」はびっくりするぐらい普通に面白かったな、誰もが楽しめそうな現代の大衆演劇で。
監督のテレビでは出さない、娯楽に対する度量の深さのようなものを感じたりもしました。

そんな感じで、個人的に、なんとなくいいし好きだな、という印象の北野武だったので。
カンヌ関係のニュース等で見かけて、これはいい切欠、さらにちょっと間口を広げてみようかな、と仕事帰りに借りてみたわけです。

「ソナチネ」「あの夏、いちばん静かな海。」「HANA-BI」と立て続けに見てびっくり。
これまでのテンポのいい印象ではなく、圧倒的というか、明らかに見る側を引き入れる画面の強さの連続。

個々のシーンの映像は透明感があるものばかりで、すすっと見れるけど、常にボディーブローを入れられている感覚で。
洋画的な構図ではあるけど、日本的な微妙なニュアンスは譲りはしないという、鮮やかな独自性も提示され。
いまさらながらですが、この時期の北野武は凄まじかったんだなあ、と感じさせられました。

大杉漣、寺島進、渡辺哲ら「脇役」の存在感も凄いものがあり。
かつその演技が日本語で聞けるということもぐっと来ます。
洋画の名優の演技を字幕つきで、もいいですが、やはり母国語の演技ほど直に迫るものはないです。

また、個人的に、時折苦手に感じる久石譲の音楽も、ここぞという感じで映像にピシャりと合っており。
アニメ+久石だと、コテコテに過ぎるように感じ、敬遠してしまうことが時折ありましたが。
無骨で写実的な北野映画と久石譲との相性は凄まじいものがあるな、と改めて感じました。

ここ最近はあまり華々しい噂を聞かない北野監督ですが。
近いうちに「みんな~やっているか」「Brother」を見なきゃ、その後に「監督ばんざい」かな。

いや、その前に「ソナチネ」と「HANA-BI」のDVD買わなきゃな。
余りにも印象的だったので繰り返し見ている間にレンタル屋で貸し出し更新3週目突入しそうな勢いです。
[PR]
by ukeru3 | 2007-06-19 22:49 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

最近(???)のCD雑感

ここ1・2週間、気温がぐっと上がったため。
時折、自転車ではなくて徒歩で通勤をするように心がけています。
朝の気分転換の散歩兼、地道なメタボ対策でもあると共に。
ちょっとした貴重な音楽鑑賞の時間にもなっていい感じです。

大体片道25分ぐらい歩くから・・・行き返りでアルバム一枚分ぐらいを聞き込むのにぴったり。
往復消費カロリーは缶ビール(350ml)未満、だけど、そんなことはどうでもいいのさ。
他の移動手段であるスクーターは流石にイヤホン付けて運転するわけにはいかないし。
(雨の日の快適さと音楽関係の充実はつくづく車のメリットだと思う、維持費高いからしばらくは持つつもりないですが。)
心持早足で歩きながら、毎回違ったアルバムを聞くことにしています。

最近よく聞いているアルバムについて、備忘録的に・・・。

-----------------------------------------------------------------------------------

Daniel Lanois 『Belladonna』
全曲インストです。
イーノと組んでいる時の音を想起させますが、より大陸的で旅情的。
独特の音響処理を施した楽器と、アンビエントな音楽の組み合わせの奥行きに、ただただやられます。
ラノワのこれまでのアルバム3枚全てが手にとって以後変わること無い愛聴盤であり。
このアルバムもまた長い付き合いになりそうです。
前作の時も書きましたが、音だけで硬質な映像を想起させてくれる貴重な体験で・・・。
うまくいえないのですが、ラノワのアルバムは自分にとって、やはり「耳で聞くロードムービー」です。

Stroaks 『First Impressions of Earth』
2枚目まで聞いて、以降しばらく遠ざかっていたのですが。
友人に借りて聞いたらあまりにもいいのでついつい購入してしまいました。
KASABIANもArctic Monkeysも普通に好きですが、ちょっと上の安定感と存在感というか。
ヴォーカルが都会派からすっかりオトコ前系に変わってますが、それもまたいいです。

Nine Inch Nails 『Year Zero』
NINのアルバムの中で、最もラフでポップな作品だと感じました。
トレントによる立体的な音の私小説、といってもいいかもしれません。
同時代的な音楽を、一間隔置いた上で、効果の高い部分だけをNINの文脈に取り込んでいく。
といったトレントの作風が、かなり直接的に伺える作品でもあります。
しっかし、ライブでどうやって再現する気なのだろうか・・・。

Nothern Room  『Last Embrace』
U2やThe Verveの影響・・・といった紹介を見て、ありがちな売り出し方のバンドかな?と疑いましたが。
とりあえず、と気になってネットで視聴してみたところ、余りの楽曲の耳馴染みに即座に購入。
メロディアスでありながらもどの曲も小さくまとまっていない雰囲気がいいです。

Stan 『I Know』 等々
久々にファンになりそうな邦楽のバンド。友人の勧めてもらったのが切欠です。
3ピースバンドっぽいラフな疾走感がスタジオ録音されたアルバムからも感じられます。
聞いていて、歌詞の良し悪しが曲の決定的な要素ではないけれど。
一定以上の好みの方向性の歌詞でないと聞こうと思わないという自分の傾向を改めて実感させられます。
偏っていると言われても、こればかりは生来のもの、どうしようもないな。

----------------------------------------------------------------

上記以外に、Arctic MonkeysやBLOCK PARTYの新譜を頻繁に聞いています。
この2つのバンドについては今年のサマソニで実際に見たいし、見た後でまた違った感想を持つかもしれません。
あとArcade Fire もちょくちょく聞き込んではいるのですが。
あまりにまったり聞き込んでいるため、好きなんだけど、現時点ではあれこれ言い難し、といった状況です。

毎年、年を取るごとに音楽鑑賞から遠ざかっていっている感が顕著ですが(泣)。
今月はStan、NIN等、ライブに行く機会も多そうですし。
日々の生活の刺激に、アクセントに、多くの新譜を聞いていきたいものだ、と思っています。
[PR]
by ukeru3 | 2007-05-16 00:22 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム

DS(lite)

先日ニンテンドーのDS(lite)を買いました。
人気で品薄とは聞いていましたがあまり実感がわかず。
とりあえず電気屋を数件回ってみたところどこも品切れで。
友人から北米からの逆輸入版だったらドンキホーテで売っていると聞いたのを思い出し。
東八沿いのドンキに北米版を見つけて買ってきました。
店員さんが事前に用意してた日本語の説明書のコピーまで付けてくれました・・・本当に品薄だったんだね(泣)。

ゲームといえば、現在、自分はシミュレーション専門で。
太平洋戦記とか信長の野望とかシムシティ等を少々嗜む程度です。

人に聞かれれば、そういう風に言ってますが、正直なところ、同世代のゲームについていくには。
感性というか、動体視力(泣)というか、そういったものが10代以降、維持できなくなってしまったような。

RPGはFF5まで(以降の映画みたいな演出に付いていけず終了)。
格ゲーはストIIダッシュターボまで(コンボとか3D格ゲーとかの新機軸は悉く敷居が高かった、終了)。
アクションはロックマン3まで(運動神経が乏しいせいか、この分野は初代ファミコン時代で早くも終了)。
その後、息抜きに楽しく遊べたのはSLGぐらいだったような気が。
(ゲームって言うよりも、半分ぐらいは読書してるような感覚で、じっくり遊べるしね。)

ニンテンドーのマーケット戦略にぴたっと嵌ってしまうのはちと悔しいものがありますが。
現在の本体品薄の状況は、自分みたいなタイプが結構多いんだと予想(安心?)しつつ。
給料日が来たらこのソフト買おうとコツコツ手帳にメモしてた、
「脳を鍛えるDSトレーニング」「マリオカート」「レイトン教授と不思議な町」「平成教育委員会」
も同時に入手してきました。
どの角度から見ても、ゲームの緊迫感に欠けたチョイスではありますが、いいんだよ、怖くない。
多分こういう20代後半は多いんだよ、と思いたい。

初代ゲームボーイを並んで買ったときの高揚間とは真逆ではありますが、なんともいえない面白さ。
スーファミのL⇔Rボタンっぽい本体後部のボタン配置もなんかいいです、あまり使わなそうだけど。

川島教授によると自分の脳年齢は50代との判定でしたが(泣)。
書籍版の頭の体操で慣らしたせいか、レイトン教授の謎解きは比較的高い成功率をキープしており。
マリオカートのドリフトもスーファミ版とのコツの違いをつかみつつあります。

これで電車の中や待ち時間で退屈することは無くなりそうだな。
次の給料日には、GBAのソフトも遊べるらしいし、まだ一度もプレイしたこと無いけど。
RPGのMother3作の中の一本を入手してチャレンジしてみたいな。
[PR]
by ukeru3 | 2007-04-23 21:41 | 音楽・映画・お笑い・ゲーム