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テナガエビ釣り(多摩川大橋にて)

今年一番かなと思うぐらい気温も暖かく、天候も万全。
思い切って初テナガエビ釣りに繰り出してきました。
場所は多摩川大橋の川崎側の道路下です。

近くにはトイレも水道もゴルフ練習所もあり。
バイクで川岸まで入れて、その場に駐車可能。
予想以上にポイントがいい環境であったことに、テンションも上場の初釣行です。

鯉釣りとは勝手が違う、小さな仕掛けに違和感を感じながら。
延べ竿の仕掛けに赤虫をつけ、川中に投入。
3・4回、投入、様子見を繰り返していると、オッあたりが、浮きが沈む。
引きの強さに驚きながら期待しながら上げると、小魚のチチブが釣れました。
気を取り直して、再投入すること数回・・・釣れたのはまたチチブでした(笑)。

周囲の人を見ても、テナガエビが釣れている人は数人で、しかも各1~2匹程度。
まだ5月前半はシーズンに入っていない、という会話がちらほら耳に入ってきます。
そっかあ、河口付近ならまだしも、多摩川大橋付近はまだ釣れないのかな・・・。

その後一時間ほどまったく辺りが無く。
初挑戦だし、しょうがないかと思いながら、ゆったり釣りを続けていると。
エビ釣りビギナーっぷりがモロに滲み出ていたのか。
テナガエビ釣り歴が長いと思われるオジサンが話しかけてくれ、コツを幾つか教えてくれました。

・浮き釣りよりもミャク釣りのほうが、エビの動きがダイレクトにわかって面白い
・軽めのオモリをサルカンの上につけるといい、それ以外のオモリは不要
・ハリスは短くてもいい
・釣れるのは潮の干満の差が大きいとき
・多摩川下流域は干満の差を受け水位が大きく変わるので釣行前に潮位を調べておくこと

テナガエビ釣り(多摩川大橋にて)_c0022347_22514115.jpgその通りに仕掛けを作り変え、オジサン推薦のテトラと土管の間に仕掛けを落とすこと数分。
ピピッ、と小さな引きが数回。
しばらく待って上げると、小さいながらもテナガエビが掛かっていました。
ううむ、小刻みな引きと、針を口に運ぶまでのエビとの駆け引き、なんとも面白い!
反応と待ちとの組み合わせ・・・これはちょっと新しい釣りの体験だな。


テナガエビ釣り(多摩川大橋にて)_c0022347_22515739.jpgその後も小さなアタリが幾度もあったのですが、全て逃げられてしまい釣れたのは結局一匹のみ。
隣のオジサンが好意でくれた一匹を加え。
テナガエビ×2
チチブ×2
というこじんまりとした釣果に終わりましたが。
これでいいのだ、初挑戦して成果が上がった事に意義があるのさ(笑)。

しっかし、奥深いというか、ゲーム性の強い釣りだなあ、と感じました。
鯉釣りのように針がかかって逃げてから引くのではなく。
海での五目釣りのように浮きが沈んだとたんに合わせるのでもない。
エビが餌にちょっかいを出したことを確認した後、食いついた頃合を経験と勘で見計らって釣り上げる。
ここのコツを少しずつ掴んでいけば・・・確実に釣果は上がるはず。
針はもっと小さめが良かったかな、ラインに目印を付けておいて微妙な引きを逃さないようにせねば。
と、早くもテナガエビ釣りにはまってしまいました(笑)。

テナガエビ釣り(多摩川大橋にて)_c0022347_22521798.jpg多摩川中流域で釣っていたときには無かった広い川幅と。
潮の影響を受ける下流域ならではの、時間ごとに変わる岸辺の光景も、なんかいい感じだし。

帰宅後、真水に入れておいたテナガエビとチチブは、お酒に漬けて成仏してもらい。
フライパンで素揚げにして晩酌のおつまみに加えました。
なかなか美味しいです、これ、そこいらの居酒屋の川エビの揚げ物より美味しいんじゃないか・・・。
by ukeru3 | 2007-05-04 23:06 | 釣り


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